交通事故治療について
交通事故でけがをしたというとき、最も多い怪我がむちうちです。なぜ、むちうちが起きてしまうのかというと、自動車がぶつかる、あるいはぶつけられるときには、強い衝撃が生じるからです。衝撃は大きな力となって車に乗っているドライバーや同乗者を揺さぶります。
衝撃はまずシートにある胴体を動かし、それに追随して首と頭が鞭のようにしなりながら揺さぶられます。人間の頭は平均で5キログラム、だいたいボウリングのボールと同じくらいの重さです。それが大きく揺さぶられると、頭を支えている首にはかなりの負荷がかかり、首の筋肉や靭帯、椎間板などが傷つきます。
むちうちが起きやすい状況
むちうちが特に起きやすいのは追突された時です。というのも正面衝突であれば、自動車が衝突するであろうことが目で見て予測できます。ですから、衝撃に備えて体を固くすることができます。それに対して、追突はミラーである程度は状況を確認できるとは言え、交通事故が起きることが予測できません。
無防備な状態であれば衝撃が加わったときに、首の筋肉は緩んでいて頭は激しく前後に揺さぶられます。そのためにむちうちは重症化しやすいです。側面からの追突もまた、よほど注意深くなければ、交通事故が起きる瞬間まで気が付かないので、衝撃を受けやすくなります。
このように、衝撃の程度や首と頭の動いた角度などによって、損傷の具合も変わります。むちうちになったら痛みや吐き気、倦怠感などの症状に悩まされます。ただし、むちうちでは交通事故が起きた直後には怪我をしたことに気が付かず、数日後に症状を訴える人が多いです。
なぜなら、交通事故が起きたという衝撃は、自動車に乗っていた人を興奮させるためにアドレナリンを分泌させます。アドレナリンは痛覚を鈍らせる働きがあるので、重度のむちうちでも痛みなどが感じされなくなります。時間が経過して、アドレナリンの量が減ると、ようやく怪我をしたのだと自覚できます。
交通事故については当院にお任せ下さい
交通事故で起きる症状についてご説明致しましたが、症状や原因はこれだけではない可能性があります。辛い痛みにお悩みの方は、是非当院にお越しください。
当院は、皆様一人ひとりに合わせた施術を行います。健盛鍼灸接骨院は、皆様のご来院をスタッフ一同心よりお待ちしております。
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